月影の 宿れる袖は 狭くとも とめてぞ見ばや 飽かぬ光を〜月の光が花散里の袖の上に差している。別れを悲しむ花散里の歌🌖

月影の 宿れる袖は 狭くとも とめてぞ見ばや 飽かぬ光を 月の光が花散里の袖の上に差している。 別れを悲しむ花散里の歌 〜月の光が映っているわたしの袖は狭いですが そのまま留めて置きたいのです。 いつまでも見飽きることのない光を(光る君のことを‥) 【第12帖 須磨 すま】 恋の初めから今日までのことを源氏が言い…