咲きてとく 散るは憂けれど 行く春は 花の都を 立ちかへり見よ〜王命婦(おうみょうぶ)が東宮に変わって代作した歌🪷

咲きてとく 散るは憂《う》けれど 行く春は 花の都を 立ちかへり見よ 王命婦(おうみょうぶ)が東宮に変わって代作した歌 〜咲いたかと思うと すぐに散ってしまう桜の花は悲しいけれども 再び都に戻って来て春の都を御覧ください。 【第12帖 須磨 すま】 咲きてとく 散るは憂《う》けれど 行く春は 花の都を 立ちかへり見…