年経つる 苫屋《とまや》も荒れて うき波の 帰る方にや 身をたぐへまし〜源氏が人目を忍んで送った手紙‥明石の君は自分の気持ちをそのまま書いた返歌をする🪷

年経つる 苫屋《とまや》も荒れて うき波の 帰る方にや 身をたぐへまし 源氏が人目を忍んで送った手紙‥ 明石の君は自分の気持ちをそのまま書いた返歌をする (源氏の君に by 明石の君) 〜長年住みなれたこの苫屋も、 あなた様が立ち去った後は荒れはてて つらい思いをしましょうから、 いっそ打ち返す波の方に 身を投げて…