たれにより 世をうみやまに 行きめぐり 絶えぬ涙に 浮き沈む身ぞ〜嫉妬をする紫の上をなだめる源氏の君

たれにより 世をうみやまに 行きめぐり 絶えぬ涙に 浮き沈む身ぞ 嫉妬をする紫の上をなだめる源氏の君 (紫の上に by 源氏の君) 〜いったい誰のために このつらい世を海や山にさまよって 止まることのない涙を流して 浮き沈みしてきたのでしょうか 【第13帖 澪標 みおつくし】 別れの夕べに前の空を流れた塩焼きの煙のこ…