逢坂《あふさか》の 関やいかなる 関なれば 繁《しげ》きなげきの 中を分くらん〜弟の右衛門佐(小君)にも促され 空蝉は源氏に返事を書く

逢坂《あふさか》の 関やいかなる 関なれば 繁《しげ》きなげきの 中を分くらん 弟の右衛門佐(小君)にも促され 空蝉は源氏に返事を書く (源氏の君に by 空蝉の君) 〜(逢うという名の)逢坂の関は、 いったいどのような関なのでしょうか 生い茂る木々の中をかき分けて こんなに深い嘆きを起こさせるのでしょう 【第16…