「やり直す」八杉将司|日本SF作家クラブ|pixivFANBOX

「秀美、お昼ご飯はまだかな」  智造は、大学病院の処置室で付き添いの女性に訊いた。 「お昼ご飯はさっき食べたばかりでしょ、おじいちゃん。それからわたしは秀美じゃありません。田丸です。ボランティアの。もう忘れちゃった?」  智造は自分をここまで連れてきた彼女を見つめて首を傾げた。言っていることが理解で...