旧東独 排他思想まん延 AfD、過疎地の「鬱屈」取り込む - 日本経済新聞

地方選で1日、極右「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進し、「反ナチス」を国是としてきたドイツに排他思想が深く浸透したことが浮き彫りになった。背景には旧東独地域で進む過疎化とそこに巣くうナショナリズムがある。ドイツ再統一の副作用といえる。AfDの特徴のひとつに支持率の地域格差がある。旧西独は平均10%前後…