ロースクールに対して怒れる十二人の男

法科大学院が,司法試験合格率が7割〜8割あるかのように騙り,学費の名目で,学生から数百万の金員を偏取したという事実で,国家的詐欺罪に問われる。争点は,法科大学院制度に合理性が認められ,正当業務行為として違法性が阻却されるかどうかだった。検察側の証人尋問が終わり、陪審員による評決に入った。