萬葉集 巻第三 482

わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいふなりけり 柿本人麻呂 (萬葉集 巻第三 482) 万葉集の巻一と巻二は、万葉集の中で最初に編纂されたものと考えられている。多くの和歌が雑歌と相聞歌と挽歌に分けられて、その中で年代順に並べられている。採用された作品の中で最も光り輝いているのが、やはり歌聖と称され…