後拾遺和歌集 巻第四 秋上 319

さらでだにあやしきほどのたそかれに荻ふく風の音ぞきこゆる 斎宮女御(徽子女王) (後拾遺和歌集 巻第四 秋上 319) 佐竹本三十六歌仙絵・斎宮女御 琴の音に峯の松風かようらし いずれの緒よりしらべそめけむ 斎宮女御集 斎宮女御徽子(きし/929~985)の家集である。厚様の楮の素紙に四種の模様を雲母で刷り出した料紙を用…