萬葉集 巻第二 95

我れはもや安見児得たり 皆人の得かてにすとふ 安見児得たり 藤原鎌足 (萬葉集 巻第二 95) この歌は内大臣藤原鎌足(ふじわらのかまたり)が采女安見児を妻にしたときに詠んだ一首です。 藤原鎌足ははじめ中臣鎌子(なかとみのかまこ)といって、中大兄皇子とともに蘇我入鹿を討ち取り大化の改新(乙巳の変)を行った功労…