古今和歌集  巻第十四  恋歌四  691

今来むと言ひしばかりに 長月の有明の月を 待ち出でつるかな 素性法師 (古今和歌集 巻第十四 恋歌四 691) 臨書 赤松久美子様 ameblo.jp あの人がもうすぐ来ると言ったばかりに、あの人を待って九月長月の朝の空に浮かぶ有明の月に出会うことになりました 素性法師が女性の立場で詠った歌です。「今来む」は、今行きます、…