古今和歌集  恋五  797

色見えてうつろふものは世の中の人の心の花にぞありける 色見えでうつろふものは世の中の人の心の花にぞありける 小野小町 (古今和歌集 恋五 797) 六歌仙、三十六歌仙のひとりで、美女の代名詞とされる小野小町(おののこまち)は、平安時代前期の歌人。社交的で風流な歌い手としても人気の的であったらしいが、実像につい…