雲心月性...
id:Tagiri
山家集 巻上 春 127
散る花を惜しむ 心やとどまりて また来ん春の たねになるべき 西行 (山家集 巻上 春 127) 西行には「散る桜」を詠んだ歌が多くありますが、テキストによって異同があります。今回はその違いを比べながら、いくつかの歌を鑑賞してみます。 (A)散る花を惜しむ心やとどまりてまた来む春の種(たね)になるべき (B)散る…