山家集 516

寒夜旅宿 旅寝する草の 枕に霜さえて 有明の月の 影ぞまたるる 西行 (山家集 516) 意訳 草枕を結び、旅寝をいたすものの、霜の降る夜の寒さに堪えがたく、夜明けを待ちわび、有明の月のほの昇るを心に描きます。 旧暦十二月二十五日。有明月。二十四節気、大寒。七十二候、水沢腹堅。 日中は凍えるほどの寒さながら、午後…