雲心月性...
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沖津島日記 6.「世の常ならぬ挑みごとを見て思ふこと」
6.「世の常ならぬ挑みごとを見て思ふこと」 十万の銭をもて挑むとて、はかなき時のうちに千の万にも至れりなど、いとど誇らしげに記したる文、折々目に触るることあり。されど、よくよく見れば、まことの商ひにあらで、うつつならぬ帳面のかげにてこそあらめ。かくなる虚しきかたちに、まどはされたまふなかれと、心にかけ…