新書で親しむ数学01「零の発見」

「零の発見」吉田洋一 (1939) 右綴じの岩波新書。80年近く前に出版されている。手元にあるのは中古だが108刷目だ。 古本屋でパラパラ捲って「これは勉強の合間に読む軽い歴史書としてちょうどいいかな」と思い購入したのだが、予想とは裏腹に実際に頁を捲っていると、現代ではなかなかお目にかからないような日本語の言い…