医療データ活用の起爆剤になるか、NTTと京大が電子カルテの「書式統一」に挑む

 「この薬を飲んでいるときにこれを食べると副作用が出やすい」――。病院の診療で集まる大量のデータから明らかになる事象は、安全な医療や新しい薬の開発などに役立つと考えられている。しかしこれまでは、日々の診療データを複数の医療機関から集めるのはハードルが高かった。