今そこにある「オープンレガシー」

 保守できなくなり、塩漬けにしたままのオープンシステム---。いま“オープンレガシー”が情報システム部門を苦しめている。1990年代から2000年代の初め、オープンシステムは「早く安く作れる」「新しい技術が使える」「1社のベンダーに縛られない」といった輝きを放ち、多くの企業が開発の軸足を移した。だが今、輝きに隠…