映画版『聲の形』- 植野直花について考えてみる [前編]

まず植野については、映画版だけでは補いきれない部分があるため、原作の描写も補完的に用います。その際は原作であることを明記します。 率直にいうと、私は植野にそれほど嫌悪感を覚えませんでした。むしろ、「繋がりたいのに、繋がるための正しい方法が分からず苦しんでいる人」「自分の殻を破ろうとしている人」という…