『チベット旅行記』河口慧海

著者は寺の僧侶で、チベット語の原典を入手するためにチベットに入国しようとおもいたつ。当時のチベットは鎖国体制を敷いていたので気軽に入れる場所ではなかった。日本の僧が国境で追い返されたり、インドの坊主がイギリスのスパイと疑われて水死刑になるという例もあった。 このため著者は行く先々で身分をシナの僧、チ…