よく分からない自分を探すより、「知りたい」世界に目を向けてみる

今年のゴールデンウィークは何もないな〜と思っていたけど、終わってみると三島由紀夫の『金閣寺』を読んだ余韻が深い。 個人的な印象としては、金閣を燃やさねばならぬ「私」の青春小説だった。 鶴川や柏木といった同世代の“友人”から、少なからず影響を受け、自分というものを深めていく過程。 「私は」「私は」の物語だ…