メガネの備忘録
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季刊男色 綿貫六助
はじめに 近代文学を支えた文豪たちの書の中に男色や稚児文化が息づいていることを知り、もっと男色文学があるのではないかと資料を探している中で出逢ったのが、綿貫六助という作家である。 実は以前に読んでいた叶誠人氏の「軍隊と男色」(個人誌・kindle)の中で異彩を放つ軍人出の作家であると指摘されていたその人で…