恒川光太郎『南の子どもが夜いくところ』読んだ

なんというか、この人の作品を読むたび思うんだけど作家の頭の中ってどうなってるんだろうと不思議になる。もちろんモチーフにした島や文化はあるんだろうけど、なんでこんな存在しない設定を思いついて破綻なく描けるのか不思議でしょうがない。本当にすごい。そして毎回感じる仄暗い不気味さが素晴らしい。最初の一遍を…