旅と日常のあいだ
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冲方丁『天地明察』感想。江戸時代の改暦プロジェクトに胸が熱くなる
冲方丁『天地明察』 江戸時代に、それまで800年にわたって使われてきた中国由来の暦を改め日本独自の暦を作ろうとした学者・渋川春海(=安井算哲)の物語。春海は職業としての碁打ちであり、かつ数学、天文学、暦学に通じた人物。まだまだ精密な望遠鏡とかコンピューターなどない時代に、観察と計算で日蝕時刻を予測する…