万葉歌碑を訪ねて(その88改)―生駒市俵口町生駒山麓公園―万葉集 巻十五 三五八九

●天平八年六月に遣新羅使は出発し九月に帰国予定であったが、難航、九月にはまだ壱岐対馬近辺にあり、帰国したのは翌年の一月。新羅が日本を相手にしなかったこともあり、何の役目も果たさず、帰国。しかも、帰路大使が亡くなり、副使も病に倒れ遅れて帰還するという悲惨な結果となった。万葉集巻十五の「遣新羅使人等悲別…