万葉歌碑を訪ねて(その247)―滋賀県大津市錦織2丁目 近江大津京錦織遺跡―万葉集 巻一 二九

●歌は、「玉だすき畝傍の山の橿原のひじりの御代ゆ生れましし神のことごとつがの木のいやつぎつぎに天の下知らしめししを天にみつ大和を置きてあをによし奈良山を越えいかさまに思ほしめせかあまざかる鄙にはあれどいはばしる近江の国の楽浪の大津の宮の天の下知らしめしけむ天皇の神の尊の大宮はここと聞けども大殿はここ…