万葉歌碑を訪ねて(その263)―東近江市糠塚町 万葉の森船岡山(4)―万葉集 巻六 一〇四二

●歌は、「一つ松幾代か経ぬる吹く風の声の清きは年深みかも」である。 万葉の森船岡山万葉歌碑(4)(市原王) ●歌碑は、東近江市糠塚町 万葉の森船岡山(4)にある。 ●歌をみていこう。 ◆一松 幾代可歴流 吹風乃 聲之清者 年深香聞 (市原王 巻六 一〇四二) ≪書き下し≫一つ松幾代(いくよ)か経(へ)ぬる吹く風の声(…