万葉歌碑を訪ねて(その824)―高岡市伏木一宮 高岡市万葉歴史館―万葉集 巻十七 三九八五

●歌は、「射水川い行き廻れる玉櫛笥二上山は春花の咲ける盛りに秋の葉のにほへる時に出で立ちて振り放け見れば神からやそこば貴き山からや見が欲しからむ統め神の裾みの山の渋谿の崎の荒礒に朝なぎに寄する白波夕なぎに満ち来る潮のいや増しに絶ゆることなくいにしへゆ今のをつつにかくしこそ見る人ごとに懸けて偲はめ」で…