万葉集の歌碑めぐり
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万葉歌碑を訪ねて(その934,935)―一宮市萩原町 萬葉公園(5、6)―万葉集 巻八 一四五九、巻二 二〇八
―その934― ●歌は、「世間も常にしあらねばやどにある桜の散れるころかも」である。 ●歌碑(プレート)は、一宮市萩原町 萬葉公園(5)にある。 ●歌をみていこう。 題詞は、「久米女郎報贈歌一首」<久米女郎(くめのいらつめ)が報(こた)へ贈る歌一首>である。 ◆世間毛 常尓師不有者 室戸尓有 櫻花乃 不所比日可聞 …