万葉歌碑を訪ねて(その1160)―奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(120)―万葉集 巻五 八一〇 書状の書き出し

●歌は、巻五 八一〇「いかにあらむ日の時にかも声知らむ人の膝の上我が枕かむ」であるが、歌碑(プレート)には、大伴旅人が都の藤原房前に桐製の琴を贈るに添えた歌の書状の書き出し「大伴旅人謹みて状(まを)す きりの日本(やまと)琴(こと)一面 この琴夢に娘子(をとめ)になりて日はく・・・」が書かれている。 奈良市…