万葉歌碑を訪ねて(その1187)―和歌山県白浜町 平草原公園―万葉集 巻四 四九六~四九九

●歌は、 「み熊野の浦の浜木綿百重なす心は思へど直に逢はぬかも(巻四 四九六)、 「いにしへにありけむ人も我がごとか恋ひつつ寐寝か(巻四 四九七)、 「今のみのわざにはあらずいにしへの人ぞまさりて音にさへ泣きし(巻四 四九八)、 「百重にも来及かぬかもと君が使の見れど飽かずあらむ(巻四 四九九)」である。 …