万葉歌碑を訪ねて(その1379)―福井県越前市 小丸城址―万葉集 巻十五 三七四四、三七四〇、三七四五、三七五〇

●歌は、 「我妹子に恋ふるに我れはたまきはる短き命も惜しけくもなし」(巻十五 三七四四) 「天地の神なきものにあらばこそ我が思ふ妹に逢はず死にせめ」(巻十五 三七四〇) 「命あらば逢ふこともあらむ我がゆゑにはだな思ひそ命だに経ば」(巻十五 三七四五) 「天地の底ひのうちに我がごとく君に恋ふらぬ人はさねあら…