万葉集の歌碑めぐり
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万葉歌碑を訪ねて(その1948)―兵庫県淡路市浅野南 浅野公園―万葉集 巻三 三八八
●歌は、「海神はくすしきものか淡路島中に立て置きて白波を伊予に廻らし居待月明石の門ゆは夕されば 潮を満たしめ明けされば潮を干しむ潮騒の波を畏み淡路島礒隠り居ていつしかもこの夜の明けむとさもらふに寐の寝かてねば滝の上の浅野の雉明けぬとし立ち騒くらしいざ子どもあへて漕ぎ出む庭も静けし」である。 兵庫県淡路…