万葉集の歌碑めぐり
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万葉集の世界に飛び込もう(その2593の2)―書籍掲載歌を中軸に―
●歌は、「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事(大伴家持 20-4516)」である。 「古代史で楽しむ 万葉集」 中西 進 著 (角川ソフィア文庫)の「奈良麻呂の変」の続きを読み進もう。 天平勝宝九歳(七五七)三月、孝謙天皇は、聖武天皇の遺詔によって立てられた道祖王(ふなどのおほきみ)を廃し、同四月、仲…