万葉集の歌碑めぐり
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万葉集の世界に飛び込もう(その2777)―書籍掲載歌を中軸に(Ⅱ)―
●歌は、「富士の嶺のいや遠長き山路をも妹がりとへばけによはず来ぬ(作者未詳 14-3356)」である。 【富士の裾野】 「東歌(巻十四‐三三五六)(歌は省略)・・・裾野に生活する人にとっては、さくさくした砂地こそ厄介なしろものだろうし、美景好風をたのしむどころではない。まして恋人のところに通う人の身になってみ…