この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
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エッセイと超短編
気がつけば、この日誌を更新することもなく、ほとんど丸一年がすぎた。 その間、森見登美彦氏はいつものように執筆に難渋し、巨大な暗礁に乗り上げていた。あまりに難渋するので、「もうずっとこの暗礁に住みついてやろうか!」と捨て鉢なことを思っていたが、なんとか『シャーロック・ホームズの凱旋』は完成し、来年一月…