『縄文連禱』について(2)

OMPや豊中混声の演奏なども聴き返しつつ、まだ『縄文土偶』のことを考えている。 当たり前のことに気付くのに長い年月がかかった、と思うのだが、詩の核心は「縄文の花 いつまでも」なのだから、この曲の目論見はその願いを聴き手に共感させること、さらにはその場限りであれ願わせることだろう。詩の長さ、言葉の多さやそ…