9話 龍うさ君の家、遠いよ。。

torausa 「……あと……もう 少し……」 寅うさは、いきを しながらつぶやきました。 「……龍うさ君の 家……」 足は とても おもたい。でも、目は まえを 見ています。 「……あと……もう 少し……」 雲の むこうがすこし 明るく なりました。 もう すぐ。ほんとうに、もう すぐ。 その 思いが、寅うさの せなかをそっと おします。 ゆ…