名君?暗君?「徳川慶喜」強情だけど聡明な魅力

臣下を見捨てて、自分だけ生き残ろうと逃げ出した――。これが、慶喜が暗君とされるいちばんの理由といっていいだろう。慶応4(1868)年、官軍と旧幕府軍が政権の主導権をめぐって、京都で激突。鳥羽・伏見の戦い…