私は喜びである

「高尾の春」   ある夜。 いつものように庭に出て地面に素足をつけてボーッとする。 心は喜びを探していた。 暗闇の中、かすかに見える木々たちを眺めながら、 待てよ。外に喜びを見つける必要なんかないんじゃないかと思った。 外にある喜びはすぐ消えてなくなる。 それをいつまでも追い求め...