いいべさ北海道漫遊記12(北斗星乗車日記・中編)

前回の続き 札幌から乗車している《寝台特急北斗星号》は日が落ちた 北海道の広大な地を走っていた。 上段の寝床から梯子を下りて通路にある簡易座席に腰をかけて 都会とは全く違う静かな夜の車窓を眺めていた。 学生時代、長期休みの時に実家と大学を往復していた時の事を 思い出していた。ポツリポツリと流れる家や街灯…