源氏物語(未完) / 旧徒然草校閲日記
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夕顔の帖 八 夕顔、もののけに襲われる
(現代語訳) 空が暗くなってゲンジの君がうとうとしていると、枕元にかなりの美人が座っているのを確認した。 「私はこんなにあんたを愛しているのに、放ったらかしにして、こんなわけのわからない女を連れて入れ込んでいるのが気に入らない」 と金切り声を上げて隣の人を叩き起こそうとしているではないか。化け物に襲わ…