穂村弘『絶叫委員会』-数えきれないほどの永遠を乗り越えてきた。-

ほむほむの数あるエッセイの中では屈指のベストセラーっすよね。 だからといって僕のベストではない。油断するな。 穂村弘『絶叫委員会』(筑摩書房 2013年)の話をさせて下さい。 【概要】 町には、偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。 突然目に入ってきた「インフルエンザ防御スーツ」という巨大な看板、 電…