金風呂タロウ『SUBURBAN HELL 郊外地獄』-国道に転がっている死体は、私でした。-

午後38時国道8888号線沿い歩く。 道端に打ちあがった顕微鏡を蹴り飛ばす。 辛い。 悲しい。 血液。 絶望。 クソ。厭だ。 もう何もかもが厭だ。 もうどうしようもなくてどうにかしたいけどどうしようもなくてね、え、こういう夜はどうしたらいいの?ねえどうしたらいいんですかね? それは本当に不意に訪れる。 真夜中ぶら…