照ノ富士関、優勝おめでとうございます

かつて大関にあがった頃の照ノ富士は「一番強いのは俺だ」という感じだった。 そういう手がつけられないような強さ、勢いがあった。そこには鼻息の荒さ、もっと言えば傲慢さや慢心もあったと思う。それから引退を考えるほどの大怪我に泣いて序二段まで番付を落として、それでも親方から辞めるなと言われてそこから2年かけ…