人生の旅をゆく よしもとばなな 著

重要なことをいろんな題材をきっかけに指摘しているエッセイ集。 昭和40年代ごろの日本といまを並べて、「大らかな時代だった」という表現が何度か出てくる。そういわれるとすごく自分が年寄りのように感じるのだけど、実際の年月に対して人びとの意識の変化の方が倍速で進んでいる。「わたしが子どもの頃には」と言われて…