草枕 夏目漱石 著(再読)

お芝居を観に行くので1年半ぶりに再読しました。 初めて読んだときは、「こころ」の一部を国語の授業で記憶していた意外に夏目漱石小説を読んでおらず、いまは10作品ほど読んでからの再読です。 とくに「虞美人草」を読んでから読むと、この作品の那美さんのなかにある物質としての女性性の描かれ方の機微、巧妙さにおどろ…