八日目の蝉 角田光代 著

これは、サスペンスなのかな。刑事コロンボや古畑任三郎のようにオチが最初。っていうか表紙に書いてある。 読み終えた後に、その設定の中で出てくるさまざまな心理描写が大きく心に残る。 前半の1章と後半の2章でそれぞれあげるなら、わたしの場合はここ。 ■1章の終盤 そんなにうまくいくはずがないじゃないかという声と…