ダサい。どんくさい。やっぱりちっちゃい(夏目漱石「三四郎」読書会での演習より)

初夏の三四郎読書会で、「広田先生にまったく感情移入できない。キャラクターに魅力を感じない」というかたがいらっしゃいました。 理由に「ダサい。どんくさい。」というのがあって、関西弁だとすごくおもしろく響く(関西開催でした)。 夏目漱石の作品には、哲学者のようにちょっと達観したかのようなスタンスであれこ…